クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo.
新製品の特徴
- 測位精度を従来品の2倍に向上
最新チップセットの採用により測位精度がCEP=3mからCEP=1.5mに大幅に向上しました。
時間経過による計測位置のシフト量が減少しました。
デジスパイスⅢとデジスパイスⅣの同時取得による性能比較
1枠の走行軌跡(20分間)(GIFアニメーション)
・1コーナーの軌跡
・ダンロップの軌跡
複数LAPの走行軌跡のズレが少なく位置精度が大幅に向上している。
2枠の走行軌跡(40分間)(GIFアニメーション)
・2枠(10時、12時)の走行時間による軌跡のシフトがほとんどない。
・コース図に対して走行軌跡のズレがほとんどない。
時間と共に変化する大気(電離層、水蒸気など)の影響を受けにくいシステムとなっている。
林道(サイクルスポーツセンター)
デジスパイスⅢ
デジスパイスⅣ
・サイクルスポーツセンターのように条件の悪い林道のデータ取得も大幅に向上
・山間部のサーキットでもデータ取得が大幅に向上
受信条件の悪いサーキットなどでも良好な位置精度を確保できました。
このようにデジスパイスⅣは軌跡データがより正しく取得できることが検証できました。 また軌跡だけでなく速度変化/Gも正確に取得できています。
デジスパイスⅣはデータをより正確に取得できるようになったため、デジスパイスⅣ用コース図を随時リリースいたします。
- マルチGNSS対応
GPS(米国)、QZSS(日本みちびき)、BeiDou(中国)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)の信号を同時受信できます。
デジスパイスⅢ
デジスパイスⅣ
正しい測位のためには、最低8個の衛星信号を受信する必要がありますが、より多くの衛星群に対応したことで受信可能な衛星が増えました。
また測位衛星の誤差補正情報を提供するSBAS(衛星航法補強システム)信号も受信することで測位精度が向上しました。
上図機種別の衛星数比較表
GPS QZSS GLONASS BeiDue Galileo 合計 SBAS デジスパイスⅢ 9 4 11 0 0 24 × デジスパイスⅣ 9 4 11 21 8 53 ○ 受信可能衛星数が従来の約2倍となり、これまで周囲の環境(山、立木、建造物)により上空が開けておらず、従来機では位置情報を正確に求めることができなかったサーキットや林道などでも、より正確な位置を求めることができます。
- 最高サンプリング周期を20Hzにアップ
サンプリング周期を10Hzから20Hzにアップ。それに伴いメモリ容量も2倍にしました。
フリクションサークル(摩擦円)などより詳細に走行解析することが可能となりました。
- 外部アンテナ採用(標準付属)
本体の内蔵アンテナの他に、防塵防水(IP66)のマグネット付き外部アンテナを付属しました。
外部アンテナを本体に接続すると自動認識、簡単に利用できます。本体は車内の扱いやすい場所に設置、アンテナだけ電波受信状況の良い車外に取りつけることで、ロガー本体飛散の心配もなく、雨の日でも安心です。
- Bluetooth搭載
従来機同様にBluetoothを使いスマホ(iOS、android)でLAPタイム計測が可能です。
iOS端末ではドリフト角度計測も可能です。
- インターフェース用のコネクタにUSB TYPE-Cを採用
- 販売開始予定
2022年
- パソコン解析ソフト動作環境
Windows10,11
- 対応スマホアプリ
[DigSpice Circuit timer Pro] サーキットのLAPタイム表示アプリ
iOS :11.0以降 Android :6.0以降 [DigSpice Drift] ドリフトアングル計測アプリ
iOS :11.0以降 - ロガー本体サイズ
デジスパイスⅢとⅣは同サイズ 48.5×37×15.5mm
- 希望小売価格(予定)
デジスパイスⅢ 44,000円(税込み)―――― 完売済
デジスパイスⅣ 46,200円(税込み)
- お問い合わせ
デジスパイス株式会社
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